死にたい人へのメッセージ(静)

自殺防止のメッセージ集(文章)

クレジットカードは、リボ払いは絶対にするな!

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 クレジットカードは所有していますか?所有しているのなら、皆さん、どんな支払い方法を選択していますか?

 

 私はかつて、リボ払いを選択していた。それで、地獄を見ました。

 

 

 う~ん、最初はね、一番最初にクレカを作ったのは、二十歳の頃だな。その頃に通っていた岐阜県の林業短期大学校というところの、卒業旅行兼研修で、カナダに行くことになっていた。

 

 で、海外だとクレカが必須みたいに親に諭されたか、自分自身で思ったのかは忘れたけど、そういう経緯で、作りました。

 

 作ったのは、セゾンカードでした。

 

 で、そのカナダ旅行自体は無事に終わった。けど、その後の人生で、調子に乗って、リボ払いでどんどん使ってしまったんだ。

 

 で、結果的に、セゾンカードは最大借入枠を勝手に180万円にまで拡大されたせいで、甘ちゃんな私は、そのギリギリまで借り入れていた。それで、もう、自殺寸前というか、発狂寸前の精神状態にまで追い詰められてしまった。

 

 その時は、恥ずかしながら、親が全額返済してくれたんだ。

 

 

 で、それから数年後、私は派遣社員で、とある工場で働いていた。で、私が所属していた派遣会社がクレジットカードを発行していたので、会員にならないか?と派遣会社の社員に言われ、発行してもらいました。

 

 数年前にクレカで破滅寸前にまで行った苦い経験があったので、もう金輪際、クレカは作らない!と心に決めていたにも関わらず、私は精神が未熟であり、弱かった。故に、再度、そこのクレカを作りました。

 

 そこのクレカは借入枠も少なく、それから4年位は、ずっと翌月支払いで一括で支払っていた。だから、リボ払いにはしなかった。

 

 けど、29歳頃に、脱毛をしたいからと、全身脱毛一回分の料金の約十万円をリボ払いで借り入れてしまった。それがいけなかった。

 

 そこから、またダラダラとリボ払いで少し返済しては、余った枠を限度額ギリギリまで使い切る、ということの繰り返しだった。勿論、一か月おきではなく、数か月返済して数万円の借入枠が出来たら、また借りる、ということの繰り返しだった。

 

 そんなことを繰り返しておったせいで、いつまで経っても、まとまった金が出来ませんでした。ずっと非正規だったもので、一気に返済出来ないのです。ボーナスもないし、給与額の手取りも低いから。

 

 で、除染で一気に返済しようと、福島県に行ったのですけど、そこで青山考明という詐欺師に15万円も詐取されました。また、住んでいた寮でゴタゴタがあり、わずか数か月で神奈川県に帰ることになりました。

 

 また、福島県に居た時に、イオンカードを新たに作ってしまいました。既に持っていたライフカードはJCBブランドでしたが、マスターカードも欲しいなぁ、と思ったからでした。

 

 ライフカードのみならば、限度額が30万円までだったので、最大まで借入金を借り入れても、たかが30万円だったのです。

 

 しかし、イオンカードは、最初から限度額が50万円だったし、いつの間にかイオンカードの方で勝手にどんどん最大借入金を増やしていきました。

 

 勿論、私の方から「元の借入限度額に戻してください」と申告すれば、元に戻ります。けど、そこは、相手は本気で金儲けをするプロの集団なのですから、私のようなバカ者の心理を100%把握しているのです。

 

 私のような軟弱者が、借入限度額を引き下げない、ということを、予め読んでいたのです。勿論、その後、更に増えた限度額ギリギリまで借り入れて、ずっとリボ払いの奴隷状態に置き、永遠に養分を吸い続けることが可能、ということまで計算ずくなのです。

 

 その後、数年間にわたり、ライフカードとイオンカード、毎月、莫大な利息を支払い続けました。本当に、金貸しって楽ですね。馬鹿を繋ぎ止めておけば、永遠に美味しい思いを出来るのですから。

 

 工場みたいに、薄利多売な品物を大量生産する必要もないのです。一度、多額の借金をさせて、隷属させれば、相手が自己破産とか特定調停をしない限りは、永遠に甘い蜜を吸い続けられるのですから。

 

 まあ、そのライフカードのリボ払いの借金とイオンカードのリボ払いの借金は、また母親に返済してもらいました。とても恥ずかしいです。

 

 二度あることは三度あると言いますけど、もう絶対に同じ失敗は繰り返さない!という固い決意がありますから、もう今は、クレカは所持していません。

 

 今は、口座残高から即時引き落としのデビットカードしか持っていません。つまり、買物の代金分の残高が口座に無ければ、使用不可能なのです。だから、借金の心配はありません。リボ払いも不可能な契約です。

 

 あとはNANACOも持っていますけど、こちらはエッソでの給油用であり、事前に金をチャージしておかねば使えない仕組みですので、借金の可能性はゼロです。

 

 スイカは捨てました。軽自動車を所持してからは、もう殆ど電車に乗ることはなくなったし、電子マネーというのは、金を使った実感が湧かないので、使い過ぎる心配があるからです。故に、今、私が使用しているカード類は、デビットカードとNANACOのみです。

 

 本当に、クレカのリボ払いというのは、悪魔の仕組みです。それに、昔は利子が45%位あった時代があり、その後、29%の時代に移行し、今は19%程度が上限です。

 

 

ハッキリ言いますけど、貧乏だから金をリボ払いで借りるのです。けど、利子が19%もあれば、全然返済出来ません!人生の途上で、信じられない位のまとまった金が入って来ることなど、遺産相続みたいなイベントがない限りは、そうそうありません。

 

 宝くじや万馬券に期待するといっても、まあ、無理でしょう。だって、今までそういう生き方をしてきて当たらなかったんだから、金に困っているタイミングで、運良くグリーンジャンボ宝くじの一等が当たる訳がありません。

 

 私も、初めのリボ払い地獄の時は29%もの利子を取られていました。その時も地獄でした。しかし、二度目のリボ払い地獄の時の利子19%であっても、大して変わりませんでした。なぜなら、19%でも十分に辛いからです。

 

 考えてみてください。100万円をリボ払いで借り入れていたら、年間19万円は利子として取られるのです。毎月の返済があるから、「元本は少しずつ減るだろ?」と言われるかもしれませんが、無理です。

 

 なぜなら、リボ払いを選択する人と言うのは、低い手取り・収入のくせに、お金の管理がしっかりと出来ない人が大半だからです。故に、少しでも枠が空けば、その数万円のお金をまた借り入れてしまうのです。たとえ12万円まで借入枠を減らしたとしても、まとまった出費が必要となった時に、またその借入枠を限界まで使ってしまうことでしょう。

 

 一年で、様々なことで出費を強制されるのです。4月ならば自動車税の支払い、6月頃には市民税の支払い、毎月の国民年金の支払い、その他様々な出費を強いるイベントが沢山あります。

 

 そして、一年などあっという間です。故に、一度リボ払い地獄に陥ったとしたら、そう簡単には抜け出せません。国民年金の支払いとか家賃の支払いとか税金の支払いとかが一切なければ、給与の手取りを全て借入金の返済に充てられますが、それは無理です。

 

 生きている限りは、様々な名目で多額のお金が出て行くのです。

 

  だからこそ、リボ払いに手を出してはならないのです。

 

 過払い金の請求の手もあったのですが、私の場合、既に期限は過ぎていました。けど、まだ間に合う人は、今からでも遅くないので、過払い金の請求をしましょう!

 

 リボ払いというのは、悪魔のシステムなのです。お金に困っている人に近付き、「大変ですね、毎月の支払いは極めて少額でも結構ですので、どうぞお借りください」なんて甘く優しい言葉をかけて、実際には底なし沼のアリ地獄に引きずり込む悪人なのです。

 

 クレジットカードのリボ払いのみではなく、銀行ローンも、サラ金も同様です。だって、サラ金の利子だって、クレカのリボ払いと一緒なのですから。銀行ローンは若干低い(15%位)ですが、結局、数%の利子の違いなど、大して変わりません。だって、結局、金が無いのですから、返済額がほんの少し少なくなったとしても、状況は何も変わりません。

 

 とにかく、私から言えることは、無駄な見栄は張らないようにしましょう。そして、欲望は抑えましょう。ただ、[言うは易く行うは難し]の諺の通り、中々に難しいのです。

 

 実は、欲を抑えることが最大の難関です。ただ、これをやらないと、出費は減らないのです。私も、性方面の出費額が、昔はとんでもなく多かったのですが、最近はそっち方面には一切行ってはいないので、それに関しては出費額はゼロ円です。

 

 他の方面も、なるべく抑えましょう。財布に関しても、昔は、私は五万円のダンヒルとかルイヴィトンの財布を、わざわざ新宿のルイヴィトンのお店とか、横浜のデパートまで赴いて購入したこともあります。けど、貧乏人が財布のみ見栄を張っても意味がありません。また、高い財布を買ったせいで、更に貧乏になりました。

 

  今は、イオンで販売していたピンク色の財布です。一つは、たしか2500円か3000円程度でした。私は男ですが、ピンク色が好きだから、これでいいのです。

 

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