死にたい人へのメッセージ

自殺防止のメッセージ集

ほどほどのものでいい

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著作者:
攝到掛
 
 
  
 

 なんか、今、世の中は、より良い品物を訴求する風潮がある。[こちらの品物の方が、過去の品物よりも改善されています]とか、[この新商品は、古い品物よりも断然優れています]とか、色々と主張して、必死になって消費者達に買わせようとしている。

 

 しかし、自殺したい人達というのは、総じて金が無いだろう。中々、金が有り余っているのに、死にたい人というのはいないであろう。故に、殆どの死にたい人は金が無い筈だ。

 

 そこで提案なのだが、ほどほどの品物でいいのではないだろうか?身の丈に合わない商品やサービスを買い求めるのは、破滅への近道だから。

 

 例えば、今、私は、新車で販売されてから14年も経過した中古の軽自動車に乗っている。スバルのR2というやつだ。私は製造から13年目の時点でこの車をたったの24万円で買った。なので、私は1年ちょっと、この車に乗り続けている。

 

 だが、今のところ、故障は発生していない。エンジンも普通に動く。他の軽自動車と乗り比べたことがないので、他の軽自動車の運転具合は分からない。私はモータージャーナリストではないので、色々と乗り比べなんて不可能だからな。その為だけにわざわざレンタカー屋で軽自動車を借りるのも馬鹿らしいし。

 

 まあ、普通に10万キロに達したので、タイミングベルトと、タイミングベルトと共に交換した方がいいウォーターポンプ等の部品一式はスバルのディーラーで交換した。それが約8万円だった。その他には、なんかオイルがちょっと漏れていたと指摘されたので、その修理に2万円でした。それは、なんかよく分からないのだが、ガスケットとかいう部品と、あとプラグ交換も含んでの値段です。

 

 う~ん、勿論、そりゃ、新車の方がいいに決まっている。別にこのR2は新車で俺が買ったのではないし、特に究極の愛着なんてものはない。誰かが全ての費用を出してくれるのならば、今すぐにでも新車の軽自動車とかコンパクトカーに乗り換えてもいい位だ。

 

 しかし、そんなパターンは存在しない。俺は売れっ子のキャバ嬢ではないので、誰もそんなパトロン的な行為はしてくれないからだ。だから、今は金もないので、この軽自動車に乗り続けるしかない。

 

 でも、それでも特に不満はない。普通に走る、止まる、曲がるという動作は可能だからだ。どこも調子の悪い箇所はない。まあ、本日、12か月点検は受けに行ってくるが、どこも悪くはない。

 

 それに、今は一人でしか運転しないので、馬力が小さくても、問題はない。これが家族四人で頻繁に使用するっていうのならば、車内も狭く、ターボも付いていない自然吸気のしょぼい660ccの14年前のエンジンでは心許ないが、一人、つまり自分しか乗らないので、これで十分だ。

 

 これでいいや。とにかく、周囲の雑音、それはつまり、雑誌やテレビの影響力、そして世の中の流行、その他、身近な人達の影響、それらに惑わされることなく、自分の基準を持つことだ。

 

 普通に考えて、今の世の中から比べたら、遥かに不便だった昔や大昔であっても、人は普通に生活していたのだ。それに比べたら、今、我々が着ている服にしろ、食事にしろ、移動手段にしろ、全ては格段に良くなっている筈だ。

 

 だから、今、余裕がないのならば、自分の余力を遥かに超えた追求はしないことだ。今、あるもので、とりあえずは満足しよう。要は、気持ちの切り替えだ。外部に要求するのではなく、己の内面を切り替えよう。