死にたい人へ

齋藤健一からのメッセージ

サラ金には手を出すな!

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 さて、最近では、銀行ローンの問題が表面化してきました。その反面、昔、大問題になったサラ金は、あまり聞かなくなりました。

 

 サラ金の店舗にしても、郊外店に無人契約機がポツリとあるのみで、以前程には、どこにでもあるという雰囲気ではありません。

 

 しかし、それでも、未だにサラ金は営業しているので、注意が必要です。

 

  現在のサラ金の金利を見てみると、18%程度です。私がサラ金から借りていた時の金利は、約29%でした。でも、18%でも、十分に高いのです。100万円を借り入れたら、年間にして18万円も利子で取られるのですから。

 

 「そんなことはない。だって、その間も、ちゃんと毎月返済していっているので、徐々に借入金は減少していく。故に、利子もどんどん減る筈だ!」と主張する人もいるでしょう。

 

 ただ、サラ金に金を借りねば生活していけない人というのは、金の管理が出来ない人なのです。そう、かつての私のように。

 

 だから、サラ金に金を借り出した時点で、もうその人は自己破産という終着駅への特急列車に乗ったようなものです。途中で完済すれば下車できますが、果たして完済出来るのでしょうか?

 

 金の無い人が金を借りたのだから、当然、多額の金が舞い込んでくるといった幸運が発生しない限りは、毎月の収入は微々たるものでしょう。その低所得の中から、果たして幾らずつ毎月返済していくことが可能なのでしょうか?

 

 私はクレカのリボ払い地獄には二度落ちたことがあります。けど、サラ金地獄は一度しか落ちていません。流石に二度は、あの忌々しいサラ金会社の無人のATMに契約しに行く気にはなりませんでしたから。

 

 私がサラ金地獄に落ちたキッカケは、私が岐阜県の林業短期大学校を卒業して、岐阜県の、ある市にある木材工場に就職した後でした。最初は会社の寮に入っていたのですが、そこの高齢の寮母さんと喧嘩してしまい、出て行くことにしました。

 

 それでマンションというか、小さなアパートというか、そこに入居することにしました。家賃は35000円でした。で、入居費用が無かったので、市役所の直ぐ前にある雑居ビルの二階にあったサラ金のATMに行ったのでした。

 

 複数のサラ金会社のATMがありましたが、その当時、とある赤いカラーのサラ金会社が、超小型犬をイメージキャラクターにしたCMを大々的に宣伝していたこともあり、その赤いカラーのサラ金会社にしました。小型犬なので、なんか安心感があったのかもしれません。

 

 まあ、その時、まだ私は20歳位だったので、世の中の悪意が全然理解出来ていなかったのだと思います。

 

 それで、無人のATMに入ると、たしかATMのモニターと電話で応対されたと記憶しております。それで、普通に契約出来たと思います。最初の限度額は、たしか50万円でした。

 

 それで、私のサラ金との共同生活は始まりました。

 

 その後、仕事は上司とそりが合わなくて、結局、辞めてしまいました。今から思えば、次の仕事のことを考えてから辞職すべきでした。しかし、その頃の私はそんなことはてんで思いつきませんでした。

 

 また、失業保険ですけど、就労期間が1年1ヵ月で、条件は満たしていたと思われますけど、その時の私は、失業保険が貰えるなんて思いもしなかったので、申請しませんでした。

 

 本当に、こういう社会の仕組みこそ、義務教育の中でちゃんと教えて頂きたいものです。年金のこととか、雇用保険のこととか、人生設計のこととかを中学校で何も教えてくれないから、私のようなバカが大量生産されるのですから。

 

 まあ、その方が、結果的に金儲けに邁進している権力者達にとっては都合がいいのかもしれません。馬鹿が減れば、養分が減り、その結果、権力者達の取り分も少なくなりますからね。

 

 まあ、そんなバカな私が、失業保険の給付も受けずに暮らしていくには、やはりサラ金の助けを得なければならなかった。神奈川県の実家にとっとと帰れば良かったのですけど、その時の私は、なぜか岐阜県に留まり続けておりました。

 

 それで、ネットワークビジネスとかで儲けようとして、更に金をサラ金で借りて費やしたりしていました。結果は、惨敗です。儲かるどころか、ますます出費が増えて、サラ金からの借入金が増えていきました。

 

 その時のサラ金の借入限度額は100万円でした。その他にもヤフオクで自作の絵を売ろうとしましたが、全く売れませんでした。今から思えば、本当に馬鹿です。しかし、これは全部真実なのです。

 

 それで、もう限度額一杯まで、あと5000円程度の段階で、神奈川県に漸く帰ることになりました。本当にバカでしたが、馬鹿は死ななきゃ治らないと言われる程の重症なので、仕方がありません。私はまだ死んではいませんけど、自分自身でとんでもなく痛い目に遭わなければ、勉強出来なかったのです。事前に他人の失敗事例を読んで、同様の落とし穴を回避するということは出来ませんでした。

 

 神奈川県の実家に帰って来た私でしたが、サラ金の借金は全然減りませんでした。一応、祖父母の金銭的な支援がありましたので、利子のみの支払いはしておりました。しかし、元本は一向に減りませんでした。少し返しては、またその分を借り入れたりしていたからです。

 

 そんな暮らしが一年程だったかなぁ、続いた後、遂に親にバレて、全額一括返済で完済出来ました。親が全額支払ってくれました。

 

 もう、サラ金会社のカードもハサミで切り刻んで捨てました。金輪際、絶対にサラ金とは契約しない!と固く誓いました。

 

 本当に、私は弱いです。肉体も貧弱なのですけど、お頭も弱いのです。

 

 でも、今の私は、もう、ある程度は金銭のコントロールが出来ております。今はもう、クレジットカードもサラ金のカードも所有しておりません。危険ですから。

 

 ヤクザとかマフィアとかギャングの事務所は危険だということは皆さんご存知だと思いますけど、それと同じ位に危険なのが、サラ金の無人のATMです。そこでサラ金の契約をするということは、悪魔の支配下に墜落するということです。

 

 百害あって一利なしです。サラ金で借りた金で、その場をとりあえず凌げるといっても、結局、長い目で見れば、損しかないのです。サラ金の利用に慣れるということは、地獄に片脚を突っ込んだ状態だということです。

 

 一週間無利息キャンペーンとかをしているサラ金会社もありますが、それも結局、利用者にサラ金の利用に慣れさせる為です。

 

 サラ金の使用は麻薬と同等です。私は麻薬は一切やったことはありませんが、一生涯にわたってサラ金のお世話になっている人は大勢いるのです。そういう人達は、麻薬中毒の症状と一緒です。止められないのですから。

 

 だからこそ、最初からサラ金には手を出さないことです。